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講師のつぶやき

偉人の父親~アレクサンドロス大王の父親編~

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

 

世界史や日本史には数々の英雄が存在します。

 

そして、その英雄たちは、様々な偉業を成し遂げているわけですが、
多くはその先代が、非常に優秀な人物で、英雄達の躍進を支えてきていた例は多いです。

 

にもかかわらず、世界史や日本史を大学受験のために勉強していなかったりすると、
あまり知らないというケースも多いです。

 

人生の中で歴史を教科書としたとき、それらの人物を知らないのは非常にもったいない。


という思いで、今回からは英雄達の父親というテーマを続けていこうと思います。

 

みなさんは、アレクサンドロス大王をみなさんはご存知でしょうか??
かなり有名な方なので、知っている方々も多いと思います。

 

「大王」という称号は非常にレアな称号で、世界史の中でも日本の教科書レベルで、
西欧の王に対して大王という表現が載っているのは、
 ・アレクサンドロス大王古代ギリシア
 ・アルフレッド大王(現イギリス)
 ・フリードリヒ大王(現ドイツ)など、非常に数少ない者のみです。

 

そしてアレクサンドロス大王は、現在のバルカン半島南部から、エジプト、中東など、
非常に広い範囲に勢力を広げた英雄でした。

 

ですが、彼の率いた古代マケドニア王国にそれだけの力を蓄えさせたのは、
彼の父親であるフィリッポス2世でした。

 

そもそも古代マケドニア王国とは、ギリシア人から見れば田舎の辺境国でした。

 

そんな中で、彼は権力の集中、軍隊の強化に取り組み、
後のアレクサンドロス大王の躍進を支える国力を蓄えていきます。

 

そんな政策の中で元も力を入れていたのが、
騎馬隊の組織化とマケドニアファランクスの考案でした。

 

それまでの古代マケドニア王国は、騎馬隊が協力ではあったものの数は少なく、
肝心の歩兵が弱かったことから、微妙なポジションの国でした。

 

しかし、フィリッポス2世は通常よりも長い槍を歩兵たちに持たせ、
相手を防いでいる間に騎馬隊が相手の大将首を取るという戦略を完成させます。

 

また、軍のルールや訓練を厳しくすることで、大将の力量によらず、一定の強さをもつ軍隊を作り上げました。

 

日本の織田信長が行った軍隊構成に似ていますね。

 

そして、アレクサンドロス大王はこの軍隊・戦略を用いて、
先に述べた広大な領土を攻め取っていくのです。

 

当時の軍隊では、軍隊同士の連携を高度に行える例は非常に稀でした。

できたとしても、その大将の個人的な才能に依存するところが多かったです。

 

ですが、「誰でも、同じように、一定の成果をあげられる」という組織を作り上げることで、それを考案した本人でなく、息子であっても成果を出せるような軍隊を作ったということですね。

 

「自分が勝つため」を考えるのではなく、「組織が勝つため」を考えて、
様々な行動を進めていくことは、私達が日常生活でも活かせる内容なのかもしれませんね。