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講師のつぶやき

マーダー・インク

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

マーダー・インクという存在を、みなさんはご存じでしょうか。

英語で書くと、"the murder inc" というスペルで、
直訳は「殺人会社」となります。

1930年代のアメリカ狂乱の時代に、マフィアの下で犯罪を行っていた集団です。

その犯罪が、しっかりとした組織として行われていたことから、
当時のマスコミが命名したそうです。

ではなぜ、the murder group や、 the murder organization ではなく、
incという表現が行われたのでしょうか。

1930年代のアメリカは、反社会組織の形態が大きく変わる時代の転換点でした。

何が変わったかといえば、ビジネス目線でお金儲けを重要視する
反社会集団に変わっていったという点が大きく変わった点です。

日本の反社会組織である「ヤクザ」も、
仁義を重んじる極道と、ビジネスヤクザの構想などは、
映画やゲーム、小説の大罪などにも扱われることが多いです。

当時のアメリカもちょうどリアルタイムでそのような時代でした。

中でも、ラッキー・ルチアーノという名前は聞いたことがある人もいるかもしれません。

彼が、アメリカのビジネスマフィアの先駆けでした。

彼は殺人という行為を、徹底的にお金儲けの手段としてのみ使っていきました。

具体的には、「プロ」の殺し屋のみを殺人チームとして編成し、
以来の窓口を設け、顧客は政治家やマフィアのボスたち、
所属メンバーによる個人的な事情の殺人には罰則を設け、
ビジネスとしての殺人のみを請け負うという形式だったようです。

このようなしっかりした組織を作り上げる組織力、ビジネス構築力、
そして営業力を持っているのであれば、もっといい方向に行けたはずだと、
個人的には思いますが、これを組織したラッキー・ルチアーノは
自分と価値観が違うのでしょう。

ただし、こういった歴史・経済・社会についての知識を得た際には、
彼らには彼らの信じる価値観があったことを忘れてはいけないと思います。

今でも、テロリストは暴力という面が悪なのであって、
彼らの主張内容自体が全ておかしいかといえば、価値観の違いの範疇であることが多いです。

イスラムの人々も、テロリストのイメージが現代日本では強いと思いますが、
むしろテロリストじゃない人の方が圧倒的に多いというのは、
当たり前の話ですよね。

テロという行為だって、彼らの取れる手段の中で唯一のものかもしれません。

だからと言って、テロ行為を認めるなんてことは絶対にあってはならないことですが、
テロリストを何人も殺害することで、テロ行為がなくなるのでしょうか。


話が大分それてしましましたが、
このように極めて合理的な組織によって殺人が行われたことで、
また、突発的な殺人(個人的な理由)による殺人が抑えられたことで、
長らく彼らは捕まらず、多数の人々が殺されてしまいました。

ところが、1940年代に入ると彼らは一気に壊滅します。

主要メンバーが一気に捕まってしまった(?)のです。

次回では、ここまでしっかりと組織化されたマーダー・インクが
なぜ捕まってしまったのかについて話していこうと思います。

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