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文字式の計算のポイント
文字式の計算では、「足し算・引き算」と「掛け算・割り算」でやり方が異なります。
実はこれ、正負の数の計算のときと同じなんですね。
このときも、正負の数と同じように料理だと思うと簡単になります。
「掛け算・割り算」はジュースなので、初めに全てを合体させます。
そして「足し算・引き算」はどのような順番でも大丈夫です。
しかし、一つ間がなくてはいけないことが増えます。
それは、足し算・引き算では、同じ文字同士ではないと計算できないというところです。
これについては、正負の数と同じように、ジュースや果物と考えるとわかりやすいです。
たとえば、2a+3bとは、a(apple=りんご)が2つ、b(banana=バナナ)が3つということです。
これが少し複雑になって、2a+3b-5aという式があったとします。
もしも「いくつ果物あるの?」と聞かれて、「2+3-5=0個だよ!!」と答える人はいないでしょう。
「a(apple=りんご)が-3個あって(3つ足りなくて)、b(banana=バナナ)が3本あるよ!!」と答えるでしょう。
文字式も同じことなんですね。
数学は積み重ねといいますが、まさにこういう部分です。
正負の数のあとに、なんとなく文字式を教えているわけではなく、こういうつながりがあるから、この順番なんですね。
どれだけの学校の先生や塾の先生がこれを理解しているかというのは、また別問題かも知れませんが…笑