お知らせ
正負の数の計算のポイント
こんにちは。
s-Live東京つつじが丘校の宮岡です。
小学生から中学生になり、一番最初に学ぶ数学は正負の数です。
この正負の数、足し算・引き算のときと掛け算・割り算のときの
計算方法が全く違うということに戸惑う生徒も多いです。
これを正しく理解するためには、「足し算・引き算」と「掛け算・割り算」
の違いについて抑えなくてはいけません。
「足し算・引き算」とは簡単に説明すると「移動」です。
0から見たときに、プラスの方向へ移動するのが足し算、
マイナスの方向へ移動するのが引き算です。
ですので、数直線と矢印を使って考えることが出来ます。
しかし、「掛け算・割り算」は「合体」です。
二つの数字の特徴を、文字通り掛け合わせることなので、
数直線では表現するのが面倒になってきます。
料理でたとえるとわかりやすいかもしれません。
掛け算・割り算はジュースです。
ですので、最初にしっかりと調理(=計算)を済ませておかなくてはなりません。
調理がすんで、全てが料理となったらどれから食べてもかまいません。
だから足し算・引き算は負の数を習った後なら、どこから計算しても大丈夫です。
なかなか学校の先生は教えてくれない考え方ですが、
生徒たちにはわかりやすいといってもらえることの多い解説です。
(文字だけだとなかなか伝わらないかもしれませんが…)