少子高齢社会というと、現在の日本で指摘されてからしばらくたちますが、
この少子高齢社会というと、どのような解決策があるのか、さまざまな議論がなされています。
というのも、この少子高齢社会を解決した国家・集団がないからです。
2000年に入る前には、ヨーロッパが解決していたように思われていました。
というのも、西欧、特にドイツでは、二度にわたる対戦で若者が大量になくなってしまったため、
深刻な労働力不足に悩まされていました。
その労働力不足を補うために大量の移民を受け入れました。
そして、一定の成果を挙げることには成功したのですが、
ドイツが不景気になったときに問題が表層化しました。
というのも、政府の予想では、「仕事がなくなれば移民他たちは母国へ帰る」と予想していました。
しかし、移民の人たちも移住してきてから10年以上たっており、家族を呼んでいる人も多かったです。
そうなると、母国に帰ろうと思っても帰る場所がないんですね。
というような形で、同じ国のなかに異なる文化を持つ集団が混在することが確定しました。
また、移民の人々はヨーロッパの白人に比べ、収入も低く、教育も比較的受けるのが難しい状況にある人々が多かったです。
そのため、文化も異なり、生活の質も異なり、ものの考え方が相容れないレベルになってしまいました。
また、ロシアでも現在解決中といった状況ですが、その政策としては、子供を生むと、家を買えるレベルの補助金を出すという政策で乗り切っています。
しかし、これをずっと続けていけるのでしょうか。
このように、少子高齢社会というのは解決が非常に難しい、というよりかは前代未聞なものです。
これからの世の中で、どのように解決していくのか。
また、本当に少子高齢社会そのものが問題なのか。
これからの世の中の動きが楽しみですね。