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合格発表
調布市立神代中学校 Mちゃん 都立 南平高校 合格
私は最初のVモギの結果がD判定というところからスタートしました。そしてその悔しさをバネにして勉強に励んできました。私は途中によく、自分は勉強しても全く頭に入っていないという不安や、自分に対しての怒りが込み上げてしまう事が多々ありました。しかしそんな私に、先生方が自信を与えてくれたり、わからない問題を分かるまでしっかりと教えてくれました。そのおかげで、今回合格という結果を迎えることできたのだと思っています。また私は、推薦試験を受けましたが、不合格という結果でした。私はとても強いショックを受けたけれど、ここでも先生方や、同じ中学校の同級生などにも励まされ、また勉強に励むことができました。
教室長メッセージ
【志望校】 彼女は中学までで、ソフトボールを一生懸命取り組んでいる生徒でした。 通える範囲で、ある程度の学力はありつつ、ソフトボールが強い学校ということで 南平高校を第一志望としていました。 【入試戦略】 彼女の受験の計画はオーソドックスなものでした。 内申をしっかりと上げていくことを進めていくところから始まりました。また、彼女は理数が得意で、英国は苦手というタイプでした。 内申を上げて行くためには苦手なものも均等に頑張っていては効率が悪いため、国・英については内申を上げるまでの努力はせずに、 ほかの科目を上げるために注力してもらいました。 【推薦入試】 彼女は推薦入試を希望しました。私は、一般入試で受験するには有利な内申なものの、 推薦入試を受験するには不足している内申だということを話しました。 ですが、彼女はそれでも推薦入試を希望したため、彼女の推薦の特訓が始まりました。 【推薦対策】 推薦入試では、実質的に内申が最大の武器になります。 理由としては、集団討論と作文(小論文)では、ほかの生徒との差が付きにくいからです。 ですので、彼女の場合、集団討論と作文ではミスを恐れずに加点を取りに行く戦略を狙いに行くことになりました。 無難にいけばマイナスも小さいかもしれませんが、推薦の割には内申が足りていない彼女の場合、 そのまま内申差が入試での点数差につながってしますからです。 彼女には何度も作文も書いてもらい、添削し、書き直す作業に取り組んでもらいました。 集団討論についても、約1ヶ月の間、塾の中の推薦希望者たちで何度も練習しました。 【推薦入試の不合格】 彼女は推薦入試で不合格でした。 はじめ塾側としては推薦入試に反対したのは、不合格後のメンタルの持ち直しが とても大変だからです。彼女自身にも、その話はしていましたが、頭でわかっていても心はどうしようもありません。 私たちも声はかけましたが、もはや彼女がいかに乗り越えるか次第という形でした。 【合格】 彼女は一般入試が近づくにつれ、不安からとても泣き上戸になっていました。 推薦入試後、一般入試までの一ヵ月は勉強ももちろんですが、その不安について話す機会が多かったです。 そして合格発表日、彼女は合格していました。プレッシャーに押しつぶされず、 やれるだけのことをやり切れていたということです。 【受験においてのアドバイス】 彼女の場合は、推薦入試で不合格になった後に一般入試で合格できましたが、 推薦入試でメンタルを削られてしまい、実力を発揮できないケースが多いです。 彼女は、結果として、本当に勝負強かったので、そこを克服できましたが、多くの生徒にはできないことが多いです。 「受かれば儲けもの」くらいの気持ちで推薦入試に挑戦することは、受ける本人のメンタルを考慮すると、 私たちはお勧めできません。